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縁 農
徳島「ベジハッピークラブ」米田農園を視察しました
1.ねらい
市民農園の活用事例として、徳島「ベジハッピークラブ」米田農園を視察しました。
米田農園が、区画貸し付けを行い、市民農園参加者が「ベジハッピークラブ」
というグループを形成し、マルシェ等での販売を行っていました。
市民が、有料で借りて栽培物を販売する活動状況を視察し、今後の本事業に活
用できるのではと大変参考になりました。
2.視察日
平成26年10 月31 日(金曜日)午前 8時~10時
3.場所及び視察先担当者
徳島県徳島市国府町芝原橋本23-1
●NPO 法人 とくしま農大アグリ
米田農園 理事長 米田一行様
新見様
●ナカガワ・アド株式会社 あど畑事業部
ベジハッピークラブ副会長
小川貴士様
視察 内容
① 農園の体制
NPO 法人 とくしま農大アグリを母体として、米田様を核とした米田農園
で栽培し販売まで取り組んでいます。
② 特徴
■立地条件
・地域全体に水田はなく畑利用が多く、視察した圃場は、近くに分散して
いたが、近隣には耕作放棄地はなく、圃場内の雑草も少ない。
・トイレは無し
・水は完備
圃場管理
・30人近くの農園参加者は手伝い程度であり、指導的立場者は数名で
活動していました。
・農園参加者は、農業講習履修を修めた方を対象としている。参加年齢
層は、40代から70代。
・園主は、農家でもあり、農地法に関しては農業委員に手続きをしての
運営です。
・園は、有料での賃貸方式であり、個別管理場所と共同管理場所があり、
栽培物により場所割付していました。
・栽培方法は、慣行農法であり減農薬で対応。
・社交の場としては、週1回程度の活動、交流を行っていました。
・設備は、農園主の持ち物であり、一部共同購入もありました。
生産物の処理
マルシェでの販売と参加者が自消していました。
販売
・販売場所は、徳島駅近くの店舗の一部を利用し、対面販売を基本とす
ることで、リピート客を狙っているとのことでした。
・売り上げは、圃場の管理運営費に使用。
③ 意見交流
商品力のある販売に重点をおいた運営方法である。
参加者は、楽しむことを望んでいるとのこと。
販売の売れ残りは、簡単な加工品にするとのこと。








